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ベランダや手すりの鉄部を長持ちさせる!外壁塗装とあわせたサビ止め塗装とは

目次

「気づいたらベランダの手すりに赤茶色のサビが浮いていた…」
「フェンスを触ると手にサビの粉がつく」
「破風や庇の鉄部にサビが広がってきた…」

こんな経験をされたことはありませんか?
鉄部は雨や湿気にさらされることで少しずつ劣化し、サビが発生します。サビを放置すると見た目が悪くなるだけでなく、強度が落ちて穴があいたり、最悪の場合は安全性に影響を及ぼすこともあります。

🔎 サビが出やすい鉄部

  • ベランダの手すり

  • フェンス・門扉

  • 破風(鉄部の場合)

  • 庇(ひさし)や鉄骨階段

  • シャッターBOX など

そこで外壁塗装の際に一緒に行うのが 「サビ止め塗装(付帯工事)」 です。
サビを取り除いたうえで専用の塗料を塗ることで、鉄部をしっかり保護し、美観と耐久性を長く保つことができます。

この記事では、サビ止め塗装がなぜ必要なのか、どんな塗料があるのか、DIYとプロ施工の違いまでわかりやすく解説します。外壁塗装と合わせてベランダや手すり・フェンス・破風などの鉄部のサビ対策を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

 

なぜベランダや手すり・フェンスにサビが出るのか?

鉄部は耐久性が高く、外構やベランダの手すりなどに多く使われています。ところが、屋外で常に雨や湿気、紫外線にさらされているため、時間の経過とともに塗膜が劣化し、金属がむき出しになる部分が出てきます。そこから酸素と水分が触れることでサビが発生してしまいます。

特にサビが出やすいケースとしては、以下のような環境があります。

サビが発生しやすい場所の例

雨が直接当たる場所
ベランダ手すりやフェンスの上部は雨水が溜まりやすく、サビが進行しやすい部分です。

結露や湿気がこもりやすい場所
北側や日当たりの悪い部分は乾燥しにくく、サビが発生しやすい環境です。

塗装の劣化が進んでいる場合
塗膜が剥がれたり、チョーキング現象(粉化)が起きていると防水機能が失われ、サビやすくなります。

 

サビを放置するとどうなる?

鉄部にサビが発生しても「少しだから大丈夫」と思って放置してしまう方も少なくありません。ですが、サビは一度出ると自然に止まることはなく、時間とともに確実に広がっていきます。放置することで次のようなリスクが生じます。

1. サビが広がり塗装では補修できなくなる

初期段階のサビなら、ケレン作業で削り落としてサビ止め塗装をすれば再生可能です。しかし、放置して進行すると鉄そのものが腐食して薄くなり、穴が開いてしまうこともあります。この状態になると、塗装だけでは補修できず、部材の交換が必要になるため、費用も大幅に増えてしまいます。

2. 美観の低下(赤茶色で古い印象に)

鉄部に赤茶色のサビが広がると、建物全体が古びた印象になってしまいます。せっかく外壁や屋根をきれいにしても、ベランダの手すりやフェンスが錆びていると見栄えが悪くなり、住宅の印象を下げてしまいます。

3. 安全性の低下(ベランダ手すり・階段などは危険)

サビは鉄の強度を下げるため、ベランダの手すりや階段など、落下事故につながる危険な場所で進行すると大変危険です。実際に、鉄部がもろくなり折れてしまったり、手すりが外れてしまう事例もあります。安全のためにも、サビを見つけたら早めに対処することが重要です。

 

 サビ止め塗装が必要な理由

サビは一度発生すると自然に止まることはなく、放置するとどんどん広がっていきます。そこで重要になるのが「サビ止め塗装」です。サビをしっかり取り除いたうえで専用のサビ止め塗料を塗布することで、鉄部を長持ちさせることができます。

① サビを除去+サビ止め下塗りで再発防止
サビ止め塗装では、まずケレン作業で既存のサビを削り落とし、その後にサビ止め塗料を下塗りします。これにより酸素や水分の侵入を防ぎ、サビの再発を抑えます。
② 上塗りと組み合わせることで防水性・耐久性UP
サビ止め塗装は下塗りだけでは終わりません。その上に中塗り・上塗りを重ねることで、防水性や耐久性が高まり、鉄部をしっかりと保護できます。サビ止め塗装と上塗りはセットで行うことが長持ちの秘訣です。
③ 鉄部を守るために必須のメンテナンス
ベランダの手すりやフェンス、破風、雨戸や階段などの鉄部は、住まいの安全性にも関わる重要な部位です。サビ止め塗装を定期的に行うことで、美観を保つだけでなく、建物の安全性を守ることにもつながります。

 

サビ止め塗装の工程(プロ施工の場合)

サビ止め塗装は、ただ塗料を塗るだけでは効果を発揮できません。サビを根本から取り除き、正しい手順で施工することが大切です。プロの現場では、以下のような流れで行われます。

1. ケレン作業(サビや汚れを削り落とす)

まずは鉄部に付着したサビや古い塗膜を専用の道具で削り落とします。これを「ケレン作業」と呼びます。
サビを残したまま上から塗装してしまうと、すぐに内部からサビが広がって再発してしまうため、この下地処理が一番重要です。

  • 手工具ケレン(手作業で行う方法)
     ・ワイヤーブラシ、皮スキ(スクレーパー)、サンドペーパーなどを使用
     ・軽いサビや浮いている塗膜を落とすときに有効
     ・ベランダの手すりや細かい部分でよく使われる

  • 電動工具ケレン
     ・ディスクサンダー、サンダー、グラインダーなどを使用
     ・広い面やサビが強い部分で効率的に作業できる
     ・しっかりサビを落とせるが、火花や削りすぎに注意が必要

  • 作業の目的

    • サビや浮いた塗膜を除去する

    • 表面に細かい傷をつけ、塗料の密着性を高める

    • 仕上がりをきれいにし、塗膜の寿命を延ばす

2. サビ止め塗料を下塗り

ケレン作業で表面を整えたあと、サビ止め効果のある下塗り材を塗布します。これが金属表面を保護し、酸素や水分の侵入を防いでサビの再発を抑えます。

3. 中塗り・上塗りで仕上げ

下塗りの上から中塗り・上塗りを行い、防水性と耐久性を高めます。見た目の美しさだけでなく、塗膜が厚みを持つことでサビに強い仕上がりになります。

💡 ワンポイントアドバイス:サビ止め塗料の種類

サビ止め塗装に使う塗料にはいくつか種類があり、用途や規模によって使い分けられます。

  • エポキシ系サビ止め塗料
    耐久性が非常に高く、プロ施工で多く採用されます。外壁の鉄部や大規模工事におすすめ。
  • ウレタン系サビ止め塗料
    扱いやすく、比較的手軽に塗れるためDIYにも向いています。小規模なフェンスや門扉などに最適。
  • 錆転換剤
    軽度のサビに直接塗ることで、化学的に安定化させて進行を抑えます。サビを完全に除去できない部分の補修に便利。

👉 DIYの場合はウレタン系や錆転換剤を、家全体の鉄部をしっかり守るならエポキシ系+プロ施工がおすすめです。

 

DIYとプロ施工の違い

項目 DIYでのサビ止め補修 プロ施工
対応できる範囲 小規模な門扉やフェンスの一部など、軽度のサビ補修 外壁・ベランダ手すり・破風など建物全体の鉄部まで対応
作業内容 ホームセンターの塗料・錆転換剤で部分補修 ケレン作業→下塗り(サビ止め)→上塗りまで正規工程
仕上がり・耐久性 薄塗りや下地処理不足で再発リスク大、美観は不安定 専用機材で均一仕上げ、長持ち&見栄えも良い
安全性 高所作業は危険で不向き 足場を組んで安全に作業可能
費用の目安 数千円〜数万円(材料費+簡易作業) ベランダ手すりのみ:数万円〜/外構フェンス:10〜20万円程度
おすすめ度 軽度のサビや部分補修のみなら◎ 美観・耐久性・安全性を重視するなら安心

👉 コストを抑えるならDIYも可能ですが、仕上がりと耐久性を考えると「小規模はDIY」「広範囲や危険箇所はプロ施工」と使い分けるのが理想です。

 

サビ止め塗装は、DIYでも小規模な補修が可能ですが、仕上がりや耐久性を考えるとプロ施工との違いは大きいです。
👉 詳しくは「外壁塗装で行うサビ止め塗装の費用相場は?DIYとプロ施工の違いを解説」で解説していますので、あわせてご覧ください。

 

メンテナンスの目安

鉄部は外壁や屋根と同じように、定期的なメンテナンスが必要です。サビ止め塗装を適切なタイミングで行うことで、劣化を防ぎ、長く安全に使用できます。

  • 点検サイクルは5〜7年が目安
     鉄部は塗膜の劣化が進むとサビが一気に広がります。5〜7年ごとに点検し、必要に応じて塗装を行うと安心です。

  • サビが小さいうちに補修すれば費用を抑えられる
     初期のサビはケレン作業とサビ止め塗装で対応できますが、放置して進行すると部材交換が必要になり、高額な修繕費がかかります。

  • 劣化のサインを見逃さない
     以下のような症状が出てきたらサビ止め塗装を検討するサインです。
     - 赤茶色の粉がつく
     - 塗膜が剥がれている
     - 表面が膨れている
     - 水をはじかず染み込んでいる

👉 「まだ大丈夫」と思わず、早めにサビ止め塗装や対応することで鉄部を長持ちさせることができます。

 

まとめ

ベランダや手すり、フェンスなどの鉄部は、住まいの安全性や美観に大きく関わる重要な部分です。
しかし、雨や湿気にさらされやすいためサビが発生しやすく、放置するとどんどん広がってしまいます。

外壁塗装工事の際に一緒に行う サビ止め塗装(付帯工事) によって、鉄部を長持ちさせることが可能です。
特にケレン作業とサビ止め下塗りは、再発防止に欠かせない重要な工程といえます。

  • 小規模な門扉やフェンス → DIYでも対応可能ですが、耐久性は短め

  • ベランダ外側や大規模な鉄部 → 外壁塗装とあわせたプロ施工がおすすめ

定期的な点検(5〜7年ごと)と、劣化のサインを見逃さないことが、鉄部を守り建物全体の耐久性を高めるポイントです。

サビ止め塗装は「気づいたときに早めに対処する」ことが、建物を長持ちさせる最大のポイントです。

「DIYで直せるのかな?」「外壁塗装と一緒にやると費用はどれくらい?」と迷ったら、まずはお気軽にご相談ください。

ペイントホームズでは、無料の現地調査・お見積りを実施中です。
外壁や屋根の塗装に加え、ベランダや手すりなど鉄部のサビ止めもあわせて施工することで、建物全体の美観と耐久性を守るメンテナンスプランをご提案いたします。

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監修者の顔写真
著者:遠山 百合子(カラーアドバイザー) 外壁塗装会社で10年以上、カラーアドバイザーとしてお客様の色選びをお手伝いしています。これまでにたくさんのカラーシミュレーションやご提案を重ね、「この色にしてよかった」と笑顔になっていただける瞬間を何より大切にしてきました。塗装の現場に触れる中で、塗料や工事内容についても経験を通じて学んできました。「専門的なことがよくわからない」「初めてで不安」という方にも、できるだけやさしく、わかりやすくお伝えできるよう心がけています。大切なお住まいをより素敵に、より長持ちさせるためのお手伝いができれば幸いです。
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