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塗装記事

平屋なら自分で塗れるかも?と思った方へ!DIY外壁塗装でよくある失敗5選と後悔ポイント

目次

はじめに

「うちは平屋だし、高いところもないし、自分で外壁塗装できるんじゃないかな?」

実際、こうしたお声は少なくありません。脚立やはしごがあれば届く高さのため、「業者に頼むよりコストを抑えたい」と思うのも自然なことです。

でも、いざやってみると…

「思ったよりも危険だった」

「仕上がりがボロボロで後悔した」

「結局、業者に頼み直して余計に費用がかかった」

という失敗談も多く聞かれます。

今回は、平屋の外壁塗装をDIYで行う際によくある失敗と、そのリスクについて詳しくご紹介します。

 

失敗①|脚立からの転倒・落下事故「高所じゃないから安全」と思っていませんか?

 

実は、脚立やはしごを使った作業中の転倒事故は、塗装業界でも非常に多いのです。

ペンキ缶を片手に持ちながら、片足でバランスを取りつつ、腕を伸ばして塗る…。
想像以上に体勢は不安定で、少しのぐらつきが大きな事故につながることも。

■ 実際の体験談
「慣れているつもりで作業していたら、脚立から足を踏み外してしまい、左足を骨折。結局、塗装は中断、病院代もかかってしまいました…」

 

失敗②|塗りムラ・垂れなど、仕上がりの品質にガッカリ

「どのくらいの厚みで?」

「どのタイミングで重ねるか?」「塗る順番?」

など、職人の技術が問われる作業です。

DIYではどうしても、

・色ムラが出る

・垂れやすい

・ローラーや刷毛の跡が残る

といった仕上がりになってしまい、「遠目にはまだいいけど、近づくとガッカリ…」というケースも。

 

■ 実際の体験談
「初めての塗装で張り切ってローラーを使ったんですが、思った以上に力加減が難しくて…。ムラだらけで斑点のようになってしまいました。
雨が降った翌日に見てみたら、塗料が垂れた跡まで残っていてショックでした。仕上がりに納得できず、後日塗装専門店の業者に頼み直すことにしました。」

 

失敗③|養生が甘く、窓や床に塗料が付着してしまう

プロが行う外壁塗装では、まずしっかりと“養生”を行います。
これは、塗ってはいけない部分をビニールやテープで覆う作業のこと。

DIYの場合、この養生作業が不十分で、

・サッシや窓にペンキが付着

・外構や床に飛び散る

・ご近所の車に塗料が飛んでトラブルに…

といった思わぬ二次被害が発生することもあります。

 

■ 実際の体験談
「最初は養生ってそんなに重要なの?と思っていたんです。とりあえず新聞紙とガムテープで覆ったんですが、風が強かった日にビニールが外れてしまって…。
結果、玄関ドアに塗料が飛んでしまい、完全には落ちませんでした。見た目が悪いし、家族にも怒られました(苦笑)」

 

失敗④|下地処理不足で、塗膜がすぐに剥がれる

見た目がキレイに塗れたとしても、下地処理が甘ければ意味がありません

・チョーキング(白い粉状の劣化)が残ったまま

・クラック(ひび割れ)を補修せずに塗装

・高圧洗浄をせずに塗った

こうした場合、数年も経たないうちに剥がれや膨れが発生し、やり直しが必要になります。

プロは、下地の劣化状態を見極めて、専用の道具や材料で処理したうえで塗装します。

 

■ 実際の体験談
「見た目はそんなに傷んでなかったので、下処理は水拭き程度で済ませて塗り始めました。
でも2年後くらいからペリペリと剥がれてきて、壁のあちこちがまだらに…。
“なんか剥がれてきてるよ”って友人に言われて、恥ずかしくなってしまいました。」

 

失敗⑤|結局、プロに頼み直して「二度手間+割高」に…

DIYで頑張ってみたけれど、

・仕上がりがイマイチ

・塗装が剥がれてきた

・家族や周りから「これ自分でやったの?」と指摘され…

最終的に「やっぱりプロに頼もう」となる方も。

ですが、一度DIYで塗った外壁は、再塗装の前に剥離作業や下地補修が必要になる場合も多く、結果的に費用がかさんでしまうことがあります。

 

■ 実際の体験談
「初めてのDIY塗装に挑戦して、最初は“よくできた”と満足してたんですが…2〜3年で劣化が目立ってきて。
プロに相談したら、“前の塗膜を剥がしてからの施工になるので、通常より工程が増えます”と言われてびっくり。
結局、DIYにかけた時間とお金も無駄になって、最初から頼んでおけばよかったと後悔しました。」

 

「最初からプロに頼めばよかった…」と後悔しても、
そのときにはすでに、二度手間と余計な費用が発生していることも。

とはいえ、「プロに頼むのは高そう」と感じている方も多いのではないでしょうか?

そこで、DIYとプロ依頼、それぞれの違いを比較してみましょう。
実は“高く見えても、長い目で見ればお得”というケースも少なくないんです。

🔍 DIYとプロ依頼の比較表|メリット・デメリットがひと目でわかる!

項目 DIYで塗装 プロに依頼
費用の目安 約5〜10万円(道具・塗料・足場なし前提) 約40〜80万円(足場・塗料・工賃込み)
作業時間 約10〜14日(週末だけなら1ヶ月以上かかることも) 約5〜7日(作業効率が高い)
仕上がり ムラ・垂れ・塗り残しが出やすい 均一で美しい仕上がり
耐久性 3〜5年程度(下地処理次第) 10〜15年が目安(塗料のグレードにもよる)
安全性 脚立やはしごでの作業は転倒リスク大 足場+安全装備で作業
保証の有無 なし(全て自己責任) 保証あり(5〜10年など)
近隣対応 養生・飛散防止などは自己判断 挨拶や養生・飛散対策もプロ対応
想定される失敗例 剥がれ・ムラ・ペンキ飛散・ケガなど 基本的にプロが責任対応
トータルコスパ 一見安く見えるが、やり直しや劣化で結局割高に 初期費用はかかるが長持ちし安心

✅ こんな方にはプロがおすすめ!

  • 少しでも仕上がりにこだわりたい方

  • ケガや事故のリスクを避けたい方

  • 将来的なメンテナンスコストを抑えたい方

  • 近隣へのトラブルが気になる方

 

ワンポイントアドバイス

「安く済ませたくてDIYしたのに、失敗して結局2倍の費用がかかってしまった…」
という声、実は本当に多いんです。

「失敗したらやり直せばいい」では済まないのが外壁塗装。
長く暮らす家だからこそ、慎重に判断することが大切です。

 

まとめ|DIYにはリスクも。納得して選ぶことが大切です

外壁塗装のDIYは、「できない」わけではありません。
でも、安全性・仕上がり・コストの3点で、リスクがつきまとうのも事実です。

とくに平屋は「やろうと思えばできるかも」と思わせてしまう分、甘く見て大きな失敗につながるケースが目立ちます。

「うちはどうなんだろう?」と気になった方は、まずプロによる無料の診断・相談を受けてみてはいかがでしょうか?

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監修者の顔写真
著者:遠山 百合子(カラーアドバイザー) 外壁塗装会社で10年以上、カラーアドバイザーとしてお客様の色選びをお手伝いしています。これまでにたくさんのカラーシミュレーションやご提案を重ね、「この色にしてよかった」と笑顔になっていただける瞬間を何より大切にしてきました。塗装の現場に触れる中で、塗料や工事内容についても経験を通じて学んできました。「専門的なことがよくわからない」「初めてで不安」という方にも、できるだけやさしく、わかりやすくお伝えできるよう心がけています。大切なお住まいをより素敵に、より長持ちさせるためのお手伝いができれば幸いです。