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塗装記事

知らないと失敗する?外壁塗装でよく起こるトラブル!

目次

 

残念ながら外壁塗装に関しては、トラブルが多い工事です。

塗装工事で注意したいのが、完成後の不具合や近隣との関係など様々なトラブルです。
このようなトラブルに巻き込まれた時、強い味方になってくれる相談先もあります。トラブルは付きものだから・・・と泣き寝入りしないためにも外壁塗装の知識を身につけることはトラブルの予防や対処する際に役に立ちます。

 

塗装後の仕上がりに関するトラブル

完成後の色味がイメージしていたのと違う!

 

色見本で何回も確認したのに選んだ色と仕上がりの色が違って見える。外壁塗装で施工後の色に関するクレームは、後を絶ちません。

色見本は沢山の色があり、似た系統の色があります。小さな色見本で決めた色と実際に外壁の広い面積に塗った色とでは違って見える場合があるのです。
また室内で見る色と太陽光で見る色も見え方は変わってきます。

楽しみにしていた外壁の色選び・・・。後々のトラブルにならないために未然に防ぐ対策方法を実施するようにしましょう。
色見本帳はなるべく大きなサイズで確認する。太陽光の下で時間を変えて確認する。

もし、施工中に色のトラブルが発生した場合、基本的に自己負担にはなりますが、塗り替えが可能な場合もございます。言いにくいを理由にしてそのままでいると工事が進んでしまうだけになるので、気に入らないと思った場合には早めに担当に希望を伝えてみると良いでしょう。

 

色褪せ・塗装面の剥がれ!

 

塗装工事は手に取って見れる「物」ではないため、施工品質に関するトラブルは少なくありません。
工事完了から1年も経たないうちに剥がれや色あせなどの不具合も多く見られます。

施工後の早い時期での剥がれや色あせといったトラブルは、施工業者の施工不良がほとんどです。
その場合は補修してくれるケースが多いです。

完成後すぐは良い仕上がりに見え、施工ミスにはほとんど気づくことが出来ません。

施工中の工程確認やまた写真を使った報告書を作成してもらうことで、このようなトラブルを未然に防ぐことが出来るかもしれません。

 

さびが出てきた!

 

外壁にさびがあると見栄えが悪く、家がとても劣化しているように見えてしまいますよね。

サビが発生する一番の原因は水の影響です。外壁塗装されたばかりの外壁は、塗膜の防水効果によって本体を保護しているためサビが発生しにくい状態になっています。しかし、時間の経過によって塗装が劣化してひび割れたり剥がれたりしてくると、雨水が浸入してしまいます。防水性能が弱まった状態になると、鉄は水と空気に触れてしまい錆びていきます。

経年劣化の他にも下地処理の手抜きがあります。塗料の密着性をよくするために塗装面を削ったり、サビ取りをするケレンと呼ばれる下地処理を十分に行っていないことが原因です。

外壁塗装工事をしてから1~2年以内にサビが発生することは、非常に稀なことなので、早い段階でサビが出てきた場合は施工業者のミスによる不具合の可能性が高いので、一度塗り替えを行った場合でも、塗り直しを依頼するのが良いでしょう。

 

コレって塗り残し!?

 

・塗装された一部が他の部分とは明らかに色が違う
・指定していた色と違う部分がある

施工完了後に塗り残しや色の違う部分がある場合は、塗装業者による塗り残しかもしれません。見つけたらすぐに施工業者に連絡を入れましょう。ほぼ間違いなく補修対応をしてくれるでしょう。

しかし室外機の裏のような場所は動かす事が出来なかったなどの事情で、塗る事が出来なかった可能性もあります。
このようなトラブルを避けるためには工事が完了した後に、まだ足場が建っている段階で業者と一緒に仕上がりのチェックを行なうのが一番です。
塗り残しを発見した場合には、速やかに施工業者へと連絡を取り、出来るだけ早く対応をしてもらいましょう。

 

塗装以外のトラブル

花壇の花や車に塗料がついてしまった

 

塗装工事をする場合、気になるのがお隣やご近所への塗料の飛散です。

塗装の際、ローラーもしくはスプレーによる吹付けを行います。
刷毛やローラーでの塗装よりもスプレーなどを使った吹き付け塗装をする際にペンキが飛散してしまう可能性があります。

塗装の作業に入る前に、養生が細かい箇所まで徹底されているか、ご自身で確認すると良いでしょう。

 

高圧洗浄の際の水が室内に浸入してしまった

 

窓や鍵の閉め忘れは、水の浸入の大きな原因になります。
また換気扇から水が浸入してしまった、という例もあります。この場合、家主側のミスになります。

高圧洗浄は、外壁の状態や箇所(インターホンやサッシ)によって、水圧を変えていく必要があります。窓やサッシ周りのコーキング部や、大きなクラックが入っている部分などに強力な水圧をかけてしまうと、サッシ周りであれば屋内に水が入ってしまいますし、クラック部分には、クラックが大きくなったり、壁の内側に水が入ったりする可能性があります。これは塗装店側のミスです。

水の浸入を見つけたら、すぐに高圧洗浄を行った職人さんに水が浸入している旨を伝え、早急に対応をしてもらうように依頼しましょう。

施工前に工程表を確認し、予め高圧洗浄を行う日を覚えておき、当日の朝のうちに窓閉めなどのチェックを行うと良いでしょう。

 

近隣とのトラブル

近隣挨拶をしなくて起きたトラブル!

 

・工事を開始することについて何も知らなかった

・騒音や匂いに関するクレーム

・休日に作業してほしくない

・高圧洗浄の水が飛散してきた

・路上に駐車した業者の車が邪魔になっている

・塗料が飛んでこないか不安

 

事前の挨拶でこれらのトラブルは防ぐことが可能です。長いお付き合いになるご近所様との関係を良好に保ち、トラブルの発生を未然に防ぐこと、また迅速な対応で関係が悪くならないようにすることが大事です。

着工の一週間前には挨拶まわりをするようにしましょう。

 

挨拶ではどんなことを伝えるといい?

 

工事期間中は騒音や業者の出入りなど近隣の方には迷惑をかけてしまいます。

 

工事が始まる直前に告知されるよりも、着工一週間前に挨拶をすることでコミュニケーション不足によるトラブルを回避することが出来ます。

 

工事の一週間前の挨拶で、お伝えすること

・工事の期間、時間

・自分の名前、連絡先、住所

・施工業者の名前、連絡先、住所、ホームページ

・休日の工事について

・施工内容(わかる範囲で可)

近隣住民への事前説明は基本的に業者が行うものですが、自らも事前に挨拶にまわり「工事期間」や「業者の駐車場所」などをしっかり伝えておくことをおすすめします。
また、工事期間中に近隣住民と会った際は「ご迷惑をおかけしております」とひと声かけることで、周囲への配慮を伝えることができます。

 

工事中の騒音・臭い

 

ご近所トラブルの原因で最も多い騒音。

外壁塗装も色々な騒音が出ます。足場組立、また解体時の大きな音、トラックの出入り音、また高圧洗浄のエンジン音、養生の風が吹いた時の音などなど、気になる方はどのような音でも騒音になります。

 

また塗料の強い臭いはストレスを抱えてしまう方も少なくありません。
臭いは人によって頭痛や吐き気を引き起こすこともあります。特に小さなお子さんや妊婦さんがいる家庭では気になる可能性が高いです。

その日の塗装箇所によって、開ける窓を業者と相談したり、職人さんたちに私語を控えてもらうことでトラブル回避できることもありますので、ストレスになる前に業者に相談しましょう。

また、このようなトラブルを防ぐために事前に近隣の方への挨拶は重要となってきます。施工業者も挨拶に伺いますが、それだけを頼りにせず自分でも一軒一軒しっかり顔を合わせ挨拶まわりをすることで大きなトラブル回避に繋がります。

 

作業車が邪魔になる

 

工事が始まると、1台もしくは2台の車両で来ることが多いようです。
ただし、足場作業のときは、トラック2台以上でくることも少なくありません。お隣りの車庫が隣接している場合、出入りの邪魔をしないようにするのは当然なのですが、作業の都合上、どうしても車庫付近に止めざるを得ない状況の場合もあります。

その場合、業者さんにも作業中でも移動できるような配慮をしてもらいましょう。

 

スケジュール変更

 

外壁塗装は天候によっては施工できない日もあります。スケジュール通りに進んでいるのか進捗状況を確認することは大事です。その日の終わりに進捗状況を報告される業者もあります。当初のスケジュールと日程が変わった場合は新しい工期日程を提示してもらいましょう。

 

塗装業者とのお金に関するトラブル

違約金を請求された

 

間違って…
せかされて…
断れず契約してしまったために解約することを伝えた際に違約金を請求された。

この場合クーリングオフを利用しましょう。
クーリングオフは商品や権利の販売、役務に関して適用されるものです。

クーリングオフの期間は、業者側から法定書面を受け取った日から起算して8日以内(特定商取引法9条)です。
その際違約金などは発生しませんので、塗装業者にクーリングオフを利用することを伝えましょう。

 

追加工事の発生!

 

「追加費用の請求」もよくあるトラブルのひとつです。

実際に工事が始まると事前の調査ではわからなかった問題が出てくることもあります。すると、最初に提示された工事費用のほかに、追加費用が発生してしまう可能性があるのです。

ただし最初の見積り金額を低く出して、オプション工事としてあれもこれもと増えていき当初の金額よりかなり増えてしまったということもあります。このようなことを防ぐために、追加工事が発生する可能性やその際にかかる費用を事前に確認しておくことが大切でしょう。
見積書や契約書の内容が明確でないと、追加費用を請求される可能性が考えられます。詳細が記載されていない契約書にも要注意です。

追加工事が必要なケースの場合は追加工事が発生した時点で、口頭ではなく、必ず再度契約書を交わすようにしましょう。

 

見積もりが不明確

外壁塗装の見積書は通常であれば「塗料代〇〇円」「足場代○○円」などのように、その内訳が明記されています。
しかし業者のなかには、「一式〇〇円」など、大ざっぱな見積もり書を出したり、見積もりの内訳の説明をきちんとしてくれなかったりする業者もいます。
不透明な見積もりは、お客様を不安にさせるばかりでなく、追加料金の発生などのトラブルの原因にもなります。

見積もりを出してもらう段階で、「何の作業にどのくらいの費用がかかるのか」が明白に記述されている見積もりを出してもらうように求めましょう。

 

その他

塗装業者の倒産

施工業者が施工後数年、あるいは数カ月で倒産することがあります。

工事から1、2年後に塗膜の剥がれや塗装の不具合を見つけて業者に補修してもらおうとしたら、すでに倒産した後だったなどの事態も考えられます。

契約時に塗装工事の保証書を確認しましょう。

保証には2種類あります。
・塗装会社単体による保証:塗装会社が倒産したら無効になる
・塗装業者が加入している協同組合による保証:塗装を行った会社が倒産しても組合から保証を受けられる

このご時世、いつどのようなことが起きるかわかりません。必ずその塗装業者の保証期間の満了まで存続しているかどうかを予測することは誰にもできません。
外壁塗装の保証には倒産後も保証されるものがあります。万一塗装会社が倒産した際にも保障されるタイプのものがあります。

塗装を依頼する際には必ず保証書を発行してもらい、また会社の倒産時も保証されるのか確認することが大切です。

 

トラブルが発生したときに頼れる第三者機関

 

外壁塗装のトラブルを相談できる主な窓口は以下の3つです。

「国民生活センター」

「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」

「弁護士」

があります。

 

①国民生活センター
国民生活センターは、消費者庁が管轄する機関で、外壁塗装を含むさまざまな売買契約のトラブル相談を無料で受け付けています。

 

・住宅リフォームに関する紛争

・外壁塗装の品質に関するトラブル

・訪問販売の解約に関する問題

など、幅広く対応していますので、最初の相談先としては最適でしょう。

 

②住宅リフォーム・紛争処理支援センター
住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営する電話相談サービス「住まいるダイヤル」では、住まいに関するトラブルの相談を受け付けています。

 

・新築住宅の相談

・リフォームの相談

・中古住宅の相談

など、住まいに関することなら何でも無料で相談できます。
なかでも、外壁のひび割れ・はがれや外壁・屋根の雨漏り等 が外壁塗装では多く相談されています。
国土交通大臣から住宅専門の相談窓口として指定を受けている機関であり、トラブル解決の専門家が多数在籍しているため安心です。

 

③弁護士

国民生活センターや、紛争処理支援センターなどの機関に相談しても解決できない場合は、弁護士へ相談しましょう。

法律的観点からトラブル解決に介入してもらえますが、当然費用がかかってしまうため、最終手段と考えておいた方が良いでしょう。

・外壁塗装の不備が多く、減額請求を検討したい

・外壁塗装工事が遅れたため、損害賠償を請求したい

・外壁塗装のための足場設置について、近隣とトラブルになっている

このようなケースの場合には、弁護士を頼るのがおすすめです。

 

まとめ

 

外壁のメンテナンス工事は常にトラブルと隣り合わせです。

外壁塗装におけるトラブルの多くは、施工ミスや手抜きなどがあげられます。他にも近隣トラブルやお金に関するトラブルなど様々です。トラブルは、実際に起きてしまうとどうすれば良いのか分からなかったり、どこに相談すればいいのか対処に困ったりするものです。しかし対処法やトラブルが起きない様に回避方法が分かっていれば安心ですよね。トラブルが起きたとしても、どうすれば良い結果になるか解決法やトラブルを未然に防ぐために押さえておくべきポイントも併せて今回お話させていただきました。
気を付けていてもトラブルが起こってしまうこともございます。良心的な業者であれば誠意ある対応をしてくれるはずです。
信頼できる業者を選び、しっかり相談しながらぜひ満足のいく外壁塗装を目指しましょう。

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