外壁塗装を検討していると、よく目にするのが「保証付き」という言葉です。
しかし、外壁塗装の保証については内容が分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
実際には、
「保証ってどこまで対応してくれるの?」
「工事後に不具合が出たらお金は戻るの?」
と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、外壁塗装の保証には勘違いされやすいポイントがいくつかあります。
内容を正しく理解していないと、工事後に「思っていた保証と違った」と感じてしまうケースも少なくありません。
そこでこの記事では、
-
外壁塗装の保証の仕組み
-
よくある3つの勘違い
について、分かりやすく解説します。
契約前に確認しておきたいポイントも紹介しますので、外壁塗装を検討している方はぜひ参考にしてください。
1. 外壁塗装の保証とは?保証内容と保証期間
外壁塗装を依頼すると、多くの場合「保証」が付いています。
この保証は、工事後に万が一不具合が発生した場合に、業者が補修対応を行う仕組みです。
ただし、ここで注意したいのが
保証=工事代金が戻る制度ではないという点です。
外壁塗装の保証は、工事費用の返金ではなく、不具合が発生した箇所を無償で補修するという内容になっていることが一般的です。
また、保証には 保証期間(保証年数) が設定されています。
保証期間は使用する塗料や業者によって異なりますが、一般的には 5〜10年前後が目安とされています。
そのため、保証内容や保証期間をよく理解していないと
「思っていた保証と違った」と感じてしまうこともあります。
まずは、外壁塗装の保証でよくある勘違いについて確認しておきましょう。
2. 外壁塗装の保証の種類(製品保証と工事保証)
外壁塗装の保証には主に次の2種類があります。
・製品保証
塗料メーカーが出す保証で、塗料そのものの不具合に対応します。
・工事保証
施工業者が出す保証で、施工不良による塗膜の剥がれなどに対応します。
外壁塗装では特に 工事保証の内容を確認することが重要です。
3. 外壁塗装の保証でよくある3つの勘違い
勘違い① 工事金額=保証金額ではない
例えば
工事費用:100万円
保証期間:10年
この場合、
「100万円まで保証される」と思う方もいますが、実際はそうではありません。
外壁塗装の保証は、多くの場合
不具合が発生した箇所を補修する対応になります。
つまり、塗膜の剥がれや膨れなどの不具合が確認された部分を、再塗装や補修で対応する仕組みです。
そのため、工事費用と保証金額が同じというわけではありません。
勘違い② 保証期間=不具合が出ない期間ではない
塗料にはそれぞれ耐久年数の目安があります。
例えば
・シリコン塗料:7〜10年
・フッ素塗料:15〜20年
などといわれています。
しかし、この年数は
「その期間は絶対に不具合が起きない」という意味ではありません。
外壁塗装の保証は、主に施工不良による不具合に対応する制度です。
そのため、保証期間は塗料の耐久年数と同じとは限らず、
保証内容や対象範囲によって設定されます。
保証年数だけで判断するのではなく、保証内容を確認することが大切です。
勘違い③ すべてのトラブルが保証されるわけではない
外壁塗装の保証は、すべてのトラブルに対応しているわけではありません。
保証は主に施工不良による不具合が対象となることが多く、
・経年劣化
・自然災害
・建物の動きによるひび割れ
などは対象外になるケースが一般的です。
そのため、保証があるからといって、すべての不具合が対応されるわけではないことを理解しておく必要があります。
4. 外壁塗装の保証で確認すべき4つのポイント
① 保証期間(保証年数)
保証期間は塗料の種類や業者によって異なりますが、一般的には7〜10年程度が目安とされています。
また、外壁と屋根では劣化の進み方が異なるため、同じ塗料でも保証期間が異なることがあります。
屋根は紫外線や雨風の影響を受けやすく、外壁より保証期間が短く設定されることもあります。
② 保証対象
どのような不具合が保証対象になるのかを確認しておきましょう。
一般的には
・塗膜の剥がれ
・塗膜の膨れ
・施工不良による塗装不具合
などが対象となることが多いです。
保証対象が具体的に記載されているかを確認することが重要です。
③ 免責事項
保証書には必ず「免責事項」が記載されています。
例えば
・自然災害
・経年劣化
・建物の構造による不具合
などは保証対象外になることが多いです。
④ 定期点検の有無
業者によっては施工後に定期点検を実施している場合があります。
定期的に点検してもらうことで、劣化や不具合を早めに発見でき、長く安心して住まいを維持することにつながります。
保証書の内容も確認しておく
外壁塗装では保証書が発行されることが一般的です。
保証書には
・保証期間
・保証対象
・免責事項
などが記載されています。
契約前に保証書の内容を確認しておくことで、工事後のトラブルを防ぐことにつながります。
5. 保証よりも大切なのは「業者選び」
外壁塗装では保証も大切ですが、実はそれ以上に重要なのが 業者選び です。
いくら長い保証が付いていても
・会社がなくなってしまった
・連絡が取れなくなった
という場合、保証を受けることができません。
そのため、業者を選ぶ際には次のような点を確認することが大切です。
・地元で長く営業している業者
長年営業している会社は施工実績が多く、工事後のアフター対応も期待できます。
・施工実績が豊富な業者
経験が多い業者ほど施工品質が安定しており、トラブルが起こりにくい傾向があります。
・保証書を発行してくれる業者
保証内容を書面で確認できるため、工事後のトラブルを防ぐことにつながります。
信頼できる業者を選ぶことで、施工後も安心して任せることができます。
外壁塗装の保証期間の目安
外壁塗装の保証期間は、使用する塗料の種類や業者によって異なりますが、一般的には次のような目安があります。
| 塗料の種類 | 保証期間の目安 |
|---|---|
| ウレタン塗料 | 3〜5年 |
| シリコン塗料 | 5〜7年 |
| フッ素塗料 | 7〜10年 |
| 無機塗料 | 10年前後 |
ただし、保証期間は塗料の耐用年数と同じではありません。
多くの場合、施工不良による不具合に対応する期間として設定されています。
そのため、保証年数だけで判断するのではなく、保証内容や保証対象を確認することが大切です。
外壁塗装を依頼する際は、保証内容だけでなく、見積もりや費用の妥当性もあわせて確認することが大切です。
外壁塗装の費用相場について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
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よくある質問(FAQ)
Q1 外壁塗装の保証はどのくらいの期間が一般的ですか?
使用する塗料や業者によって異なりますが、一般的には 7〜10年程度の保証が多いとされています。
ただし保証年数は塗料の耐久年数とは異なり、施工不良による不具合に対応する期間を指すことが多いです。
Q2 建物の築年数によって塗装の耐久年数は変わりますか?
はい、建物の築年数や外壁の状態によって耐久年数は変わることがあります。
例えば、新築に近い建物と築40年ほど経過している建物では、下地の劣化状況が大きく異なる場合があります。
外壁の状態によっては、同じ塗料を使用しても耐久性やメンテナンス時期が変わることがあります。
そのため、塗装工事では塗料だけでなく、下地の状態や補修の内容も重要なポイントになります。
Q3 外壁塗装の保証はお金が戻る制度ですか?
多くの場合、外壁塗装の保証は 金銭の返金ではなく、無償補修で対応する制度です。
塗膜の剥がれや膨れなどの不具合が確認された場合に、業者が補修や再塗装を行う仕組みになっています。
Q4 外壁塗装の保証書は必ず発行されますか?
多くの塗装業者では保証書を発行していますが、すべての業者が発行しているわけではありません。
トラブルを防ぐためにも、契約前に保証書の有無を確認しておくことが大切です。
Q5 すべてのトラブルが保証対象になりますか?
すべてのトラブルが保証対象になるわけではありません。
一般的には以下のようなケースが対象外になることがあります。
・経年劣化
・地震や台風などの自然災害
・建物の構造によるひび割れ
契約前に保証対象と免責事項を確認しておくことが大切です。
Q6 保証が長い業者の方が安心ですか?
保証年数だけで業者を判断するのはおすすめできません。
長い保証があっても、会社がなくなってしまうと保証を受けられない可能性があります。
そのため、業者を選ぶ際には
・施工実績
・会社の継続年数
・アフターサポート
なども合わせて確認することが大切です。
まとめ
外壁塗装の保証は、工事後に万が一の不具合が発生した際に補修対応を受けられる大切な制度です。
ただし、保証があるからといってすべてのトラブルが対象になるわけではありません。
外壁塗装の保証については、
・保証は金銭の返金ではなく、無償補修で対応することが多い
・保証対象には範囲がある
・施工不良による不具合が主な保証対象になる
といったポイントを理解しておくことが大切です。
契約前には、保証期間・保証内容・保証対象をしっかり確認し、納得したうえで外壁塗装を依頼するようにしましょう。
信頼できる業者を選ぶことが、工事後も安心して住まいを維持するための大切なポイントになります。














