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塗装記事

外壁材はどれがいい!?種類と特徴を徹底比較!

目次

あなたの家にあう外壁材は??
代表的な7種類の外壁材と特徴を徹底比較していきます!

住んでみて初めてわかる・・・。

お住まいの外観。家の顔となる表情を生み出している外壁材。吟味して選んだものでも住み始めてみるとその使い心地などから思いは様々です。
選ぶ決め手となってくる、素材感やデザイン。
家の表情は建物の形が同じでも、外壁の素材によってイメージはガラッと変わります。
このようなことから外壁材選びはとても重要です。簡単には変更がきかないこともあるため、失敗したくないという気持ちから、思い切った決断が難しく誰もが悩むところです。外壁材で印象も変わりますし、メンテナンスの方法や手間もそれぞれ異なってきます。
また耐候性や防水性など機能も様々です。選ばれる際には、外壁材の何に重要視するのかをお考えになり決められるとよいと思います。

この先長く住むために外壁材の特徴やメンテナンスのことなどを少しでも知っておかれるといいと思います。

では、どのような外壁材があるのか見ていきましょう。

 

外壁材の役割って?

外壁の大きな役割は、屋根と同じく雨風から大切な家を守ることにあります。
そもそも「家」の原点は雨風をしのぐためのものでした。
しかし現代の住宅の外壁はどうでしょう。
雨風をしのぐだけでなく、美観やプライバシー保護のため外部との遮断など、屋根よりも多くの性能が要求されています。

 

・防水性(耐水性)

建物を守る外壁材の機能として、最も大事なのは、やはり「防水性」です。
外壁からの雨漏りは気が付きにくく、症状が出て気付いた時にはすでに構造躯体まで大きなダメージを受けていたということもあります。結果、建物の耐用年数が短くなってしまう危険性があります。

 

・防火性(耐火性)

最近の外壁は防火性も優れています。これは、火災から我が家を守るため、また隣近所に火が燃えうつらないためにも、「防火性」が必要になってきているからです。
もっとも市街地では重要な性能で、住宅密集地などの準防火地域内にある木造住宅の外壁には、建築基準法で一定の防火性能が求められています。

 

・断熱性(遮熱性)

昨今、地球温暖化により気温上昇など昔に比べると過ごしにくいほどの影響を受けています。その中で、夏涼しく冬暖かいという機能は快適さ、住みやすさには非常に重要になってきました。外壁の断熱性は、家全体の断熱性にそのまま繋がってきます。住まいの冷暖房効率を高め、省エネ性能を向上させる上でも、外壁の断熱対策は必須です。

 

・遮音性

家の中を快適な空間にするためにも、外壁に遮音性は欠かせません。音を遮るためには壁の厚みが重要です。一般的には、壁の厚みがあるほど遮音性が高くなります。代表的なものでは「ALC(軽量気泡コンクリート」で外部の騒音を十分に低減する効果があります。
遮音効果のある外壁材で騒音の侵入と生活音の漏れを抑え、毎日を快適に過ごしましょう。

 

・耐震性

外壁には、耐震性も求められます。これは、地震によって外壁がひび割れを起こしてしまったり、変形や脱落をさせないためです。地震の多い日本。耐震性は重要となっています。そのため、建物全体の耐震性を十分にするためにも、軽量な外壁を採用するといった対策が求められます。

 

・意匠性(美観)

より美しく、より高機能に。
暮らしの空間にデザイン性の優れた付加価値を与え、豊かな表情を持つ外壁は、建物の中でもっとも人目に触れやすい場所なので、意匠性やデザイン性の良さが不可欠になります。
ほかにも、色褪せや変色しにくい、汚れにくいなど、長く美観を保つことが必要です。

外壁には様々な性能が求められます。残念ながら全ての機能を満たす外壁材はありません。
ほとんどの外壁材にはメリットがあるように、デメリットもあります。このデメリットを軽減するために、他の材料や下地との組み合わせで性能を確保しています。

 

外壁材の種類

 

窯業系サイディング

新築なら70%以上ものシェアを占めている外壁材 窯業系サイディング。

デザインが豊富で、レンガやタイルのような壁にすることも可能です。
サイディングボードには、樹脂系、金属系、木質系などといった種類がありますが、窯業系は日本で1番使われている種類となっています。セメントに無機物や繊維を混ぜて板状に成型し、工場でタイルや石積み風のデザインに加工します。

 

窯業系サイディングのメリットは、以下のようなメリットがあります。
◆デザインが豊富にある
◆耐震性や防耐火性がある
◆防耐火性がある
◆通気工法ができる
窯業系サイディングは、防火外壁材とも呼ばれているほど、防耐火性をもっており、建築基準法に基づいた防火性能試験で不燃材料として認められています。
窯業系サイディングは、通気工法ができますので「住宅を長持ちさせたい」「省エネにしたい」という思いがあるなら、窯業系サイディングはおすすめです。

「モダンにも和にも振れる幅広いパターンが魅力です」

 

【メンテナンス】
目地の劣化が5~7年程度で、割れたり隙間があいたりするので塗り直し以上に注意が必要です。
窯業系サイディングは、メンテナンスが他の種類のサイディングよりも高い頻度になりやすいく、だいたい、7年~8年で塗り替えることが多くなっています。
ただし、最近では耐用年数が長い窯業系サイディングも出てきているので、メンテナンスを最低限にしたい方はこちらをおすすめします。
また塗装によって作られた塗膜が剥がれてくるとサイディングが水を吸ってしまいボロボロになってしまうのでメンテナンスが必要です。
サイディングとサイディングの間のコーキングが建物の歪みや振動、熱で伸縮してくるとメンテナンス時期のサインです。

 

金属サイディング

近年、よく見かけるようになってきた外壁が金属サイディングのお住まい。

スタイリッシュな外観を表現できるのが特徴です。
金属系サイディングは、ガルバリウム・アルミニウム・ステンレスなどでできた外壁材です。
金属製なので、他の外壁材と比べて長期間メンテナンスの必要がなく、浸水の心配もありません。
軽量で、施工しやすいといったメリットがあり、リフォームにも向いています。その他にも、断熱性・耐久性・耐天候性に優れており、気温の変化が激しい寒冷地などに適しています。

特殊なメッキを施した金属製の外壁材で、防水性に優れているため、すっきり水洗いもできます。また継ぎ目ができない点から、隙間から水が浸入することもないため躯体が傷む心配もありません。

外壁のリフォームを考えている方にとって沢山メリットがある金属サイディング材ですが、デメリットがないわけではありません。一般の住宅にも広く普及するようになったとは言え、金属サイディングは安価で手に入りやすい窒素系のサイディング材に比べて素材自体の価格が高くなっています。金属で出来ている金属サイディング材の施工は板金工事になるため、板金工事に対応できる業者しか施工できない点から対応できる業者が少ないというデメリットもあります。

また金属サイディング材は窒素系のサイディング材に比べるとシェアが少なく、デザインのバリエーションをつけにくいという素材の特性上、どうしてもデザイン性が低くなってしまいがちですし、バリエーションも多くありません。魅力的なメリットが多い金属サイディングですが、許容できないデメリットがある場合は別の素材での外壁リフォームを検討する必要が出てきてしまうので、デメリットについてもしっかりと確認しておくことが大切です。

 

【メンテナンス】

ガルバリムもサビにくい材質ではありますが、全くサビない訳ではありません。
その上の塗膜の劣化もありますので、メンテナンスは必ず必要となります。

また、切断部分から錆びが生じることがあります。水の浸み込みや凍害の心配がないのでメンテナンスの周期は長めになりますが、コーキングの劣化などの症状が見られたらメンテナンスを検討しましょう。

建物を守るため定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

 

木質系サイディング

じっくりと時を重ねて、味わいと温もりを感じる家。

自然の木の風合いを生かした天然木を加工して作られたサイディングで、様々なデザインにすんなりと溶け込み、ときに温かみのある雰囲気を、ときに高級感のある雰囲気になったりと多様なデザインに対応できる万能素材です。
天然素材であるため、断熱性や保温性にも優れています。ただし、防火性や防水性などの機能面は若干他の素材よりも劣り、かつ高価であるため、デザインを重視する人向けの外壁材とも言えます。

一つ注意していただきたいのが、建築基準法の防火指定により燃えやすい木材の使用が禁止されている地域があります。ですが、最近では特殊な加工によって防火性を施され、防火認定を受けたものも出てきています。天然木の外壁であるため、塗料の防水機能が衰えると腐食の危険が高くなるため、メンテナンスは早めに行うことをおすすめします。

 

【メンテナンス】

表面処理が施されているとはいっても自然の木材が原料のため、やはり水を含んでしまうと腐朽が進み大幅に寿命が縮んでしまうので、表面の塗膜が劣化するまでに再塗装を行わなければなりません。
ですが、余りにも頻繁に塗装を繰り返してしまうと塗膜が厚くなり、木質系サイディングのもつ魅力の一つでもある本来の風合いがなくなってしまいますので、定期的なメンテナンスではなく、建物の立地条件によって異なる塗膜の劣化状況を見極めたメンテナンスが大切です。

メンテナンスを怠ると「カビ」や「水染み」などによる変色が発生しやすくなります。そうなってくると染み抜きなどを行ってもらわないと美観が保てません。天然木材だからこそ出る味ですが、塗膜が失われた状態が長期間続くと腐朽が進んでしまい、張替えるしか対処法がなくなるのでメンテナンス時期には注意が必要です。

 

ALC

ALCは100年以上前からヨーロッパで使用されている外壁材です。
珪石やセメントなどを主成分とし、板状に成型したものをALCパネルといいます。硬いイメージのコンクリートとは違って水に浮くほどの軽さが特徴です。そのため外壁材の重みによって建物を劣化させる心配がありません。
外壁自体に厚みがあり重厚な質感が特徴的です。タイルなどを模した凹凸のあるデザインなどもあります。

建て替えを想定しない、「永く安心して暮らせる住まい」は、現代のニーズに合致した建材で、年々需要が高まっています。空気の層が外部からの熱を断つことで『夏涼しく、冬暖かい住宅』を実現しやすくなるので、機能性を最重視したい方におすすめです。
また防水性に関しては気泡があることで穴のある構造なので塗装の方法で変わってきます。その為、塗装が剥がれてしまったり、劣化した場合、水が浸食してきますので早めに対処する必要があります。
耐火、強度、遮音、断熱など優れており、新幹線のホームやショッピングセンターなどで用いられています。防火区域の壁にも使用されているほど耐火性、防火性の高い外壁材で、耐久性や防音性にも富んでいます。

 

【メンテナンス】
ALC外壁は、7~10年ごとにメンテナンスするのがベストです。小まめな点検やメンテナンスを怠ると、劣化した部分から雨水が浸入し、雨漏りなどの重大な被害につながる可能性もあります。

また吸水性も高いため寒冷地などでも吸水した水が凍ってしまい、剥離してしまう恐れがありますから表面の防水処理をしっかり行うことが大切です。定期的にしっかりしたメンテナンスをすれば長持ちします。メンテナンスが必要であるか劣化具合を見分け、適切なタイミングや方法でメンテナンスしましょう。

 

タイル

高級感のある仕上がりと耐久性の高さ・メンテナンスのしやすさが魅力のタイル。

風格あるクラシックスタイルから南欧スタイルなど、存在感のある外観を演出できる素材です。
粘土や石材を細かく砕き、高温で焼き固めて作られているため、タイルそのものに耐久性や耐候性があります。
費用はかかりますが、長い目でみたトータルコストパフォーマンスの良い外壁材と言えます。
タイルというと洋風のイメージが強い外壁材ですが、最近では和モダンのタイルもあり、さまざまなタイプの家に合わせることが出来ます。
さらに、風雨や夏の強い日差しにも強く、タイル自体が劣化しにくい点もメリットの一つです。
耐久性が高く汚れや目地の部分につくカビを定期的に落とすようにすれば簡単なメンテナンスで長持ちするのもタイル外壁のメリットです。

 

【メンテナンス】

外壁タイルは「メンテナンスフリー」「メンテナンスは不要」ということをよく耳にしますが結論から申しますと、他の外壁材と同様に、定期的なメンテナンスは必要となります。
タイル自体は材質が無機質なので、外壁の天敵である、雨風や雪、強い日差しなどには影響を受けにくい材料です。しかし、タイル以外の下地や目地などが無機質ではない部分はメンテナンスが必要となってきます。
タイルが落下したり不具合が起きているのを見かける事がありますが、それはタイルを張る接着部分の剥離や下地のコーキング材など施工上の問題があるケースです。

外壁材そのものが劣化して交換が必要になるサイディングなどに比べれば、外壁タイルそのものが丈夫で長持ちしますので、メンテナンス費用も大幅に安くなります。
そして、専門業者による定期的なメンテナンスを行うことで、20年、30年と時が経っても、新築時のような美しさを保つのが外壁タイルの魅力です。

 

レンガ

風格と趣ある美しいレンガの家。圧倒的な存在感に満ち溢れた外観の家です。

西欧ロマンというイメージが強いですが、和洋折衷も実現できる優れたレンガ造りの外壁。

有名なものですと、「東京駅」「横浜赤レンガ倉庫」などがあります。文化財として指定を受けているものも多数存在します。

しかし、メリットばかりではなく「扱いにくく、施工できる者が限られてくる」や「工期が長くなりやすく、圧倒的にコストがかかる」といったデメリットもやはり存在します。

レンガはメンテナンスが難しいことや圧倒的にコストがかかることを考えると、レンガ造りの雰囲気を味わいたいという目的であれば、レンガ調という選択肢もあります。
なかでも、おすすめはレンガ調サイディングボードです。
様々なデザインから選ぶことができ、扱いやすく施工しやすいというメリットが有り、レンガに比べると初期コストを低く抑えることができます。
ただし、レンガに比べると耐久性などが低い傾向にあります。

どのようなものにもメリットとデメリットが存在するのが事実です。それぞれを比較し、求めているものと費用とのバランスを考慮しながら、最適なものを選ぶことが重要です。

 

【メンテナンス】

レンガ
雨風・紫外線に強く、カビ苔が生えにくいといった特徴のおかげで、レンガ造りの外壁は劣化が少なくなります。初期コストはかかるものの、完成後のメンテナンスはほぼ不要になります。
ただし、モルタル(目地)の防水処理などは定期的に行う必要があるので注意してください。

レンガタイル
レンガに比べると、メンテンナンスの頻度は高くなります。
とくに、シーリング(およびコーキング)など目地の劣化は避けることができません。

一般的にいわれる外壁リフォームの頻度で、メンテンナンスを行う必要があります。

 

塗り壁(セメントモルタル・土など)

 

昔と違って日本の街並みは大きな変化を遂げています。高層マンションなどが建築されたり、モダンでスマートな建造物が完成したりするのは時代の象徴ともいえます。
住宅街においてもそれは同じです。

昔に比べると1970年代頃から洋風の建物が目立つようになりました。その時期に多く使われた外壁材が「モルタル」です。
左官職人の手作業によって仕上げられるモルタルの外壁は、デザインの自由度が高く意匠性に優れています。
色の種類も多く温かみのある味わい、深い風合いに仕上がる点が人気です。
ただし、ヒビが入りやすいという欠点がありますが、塗装を厚めに施すことで欠点を補うことができます。細かいヒビ程度であれば自分で補修できるのも魅力です。こまめにメンテナンスを行えば、長く美しい状態を保てる外壁素材です。
近年塗料の改良により、耐久性の高い丈夫な塗り壁も増えています。

 

【メンテナンス】
素材自体にヒビ割れが入ったり、サイディングなどに比べると汚れが付きやすいです。メンテナンスコストも素材によって高額になることもあります。
サビにくいというメリットがあり、メンテナンス性が高いのが特徴で補修目安はおおよそ10~15年。耐久年数を超えると、変色や切断部分の小口からサビが発生することがあります。

こまめなメンテナンスで長く美しい状態を保てる外壁素材です。

 

まとめ

凛とした佇まい…圧倒的な存在感。
外観は「住まいの顔」となる大切な要素。家の形状、色、素材によって、その表情は大きく変わります。

住まいにとっては厳しい環境にさらされることの多い日本。また地震も多いため、耐震についても考えなくてはいけません。

外壁材の持つメリット・デメリット、特徴を理解し、自分の家の外壁材にはどのような性能があるのか、またどんな雰囲気に仕上げたいかをはっきりさせ、それに合う塗料でのメンテナンスが必要です。素材によってメンテナンス時期・内容は変わってきます。メンテナンスフリーの素材でもそれにともなうコーキングなどの劣化は避けられません。
外壁材のデザイン性や機能性を最大限に活かし、長く快適に住むために定期的な点検とメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

住む人の心地よさがずっと続く家であるために・・・。

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