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塗装記事

外壁と屋根の塗装リフォームは同時にした方がいいのか?

目次

 

春夏秋冬_。
四季折々の季節の変化に富み、みずみずしい緑に染まる山々、穏やかに流れる川や海など豊かな自然に恵まれた国・・・日本。

しかしその一方で、この美しい自然は、時として私たちに災害をもたらす厳しい自然へと姿を変えます。

様々な環境の中、家は家族を守ってくれる場所であり、癒しの場所であります。
毎日浴びる紫外線、雨風、強風などを一番に受けている外壁や屋根。これらに加えて経年劣化もあり、快適な暮らしのため家は定期的なメンテナンスが必要となります。

家を建てて、大規模なメンテナンスを行うサイクルはだいたい10年位といわれています。
これは外壁や屋根が劣化し始める時期です。

外壁も屋根も、表面が塗膜によって守られているのですが、経年劣化することで、塗膜の機能が低下し、壁の内部に雨水が入り込み躯体である土台や柱を腐らせてしまう、といった事態になってしまいます。
そのような事態を防ぐために外壁、屋根は定期的に適切なメンテナンスが必要となります。

外壁の汚れが目立ってきて、塗装の時期だと思うけど屋根はどうしたらいいのだろうか?
そもそも外壁と屋根のリフォームって同時にしたほうがいいのかな?

結論から言いますと
トータルコストからみて、どちらも塗装が必要な劣化状況であれば外壁と屋根の同時塗装がお得になります。

外壁と屋根のリフォームは、外壁塗装・外壁の張り替え、屋根塗装・屋根の葺き替えに分けられます。
屋根におきましては、一般的に瓦と呼ばれるものは粘土瓦で、葺き替えは不要になりますが、その他の素材であれば塗装のタイミングで劣化が確認できたら葺き替えや塗装が必要となります。

 

外壁と屋根の塗装を別のタイミングで施工することもありますが、メンテナンス時期にあわせて同時に行う場合のメリット・デメリットを紹介していきます。

 

外壁と屋根を同時に塗装するメリット

別々に施工するより費用が安い

 

外壁と屋根塗装を別々で行うと塗装工事に必要な足場代や養生代はその都度かかることになりますが、同時に塗装を行うと1回分の費用で済みます。

いずれも高い場所での作業となるため、外壁と屋根のリフォームではまず最初に足場の組み立てを行います。
外壁塗装は高所での作業になりますので必ず足場を必要とします。
(2メートル以上の高所で作業を行う場合は、必ず足場を組むなどの安全対策が義務付けられています)

一般的な住宅で想定した足場代の相場は15万円位~となっています。外壁と屋根を別々で工事する場合、この費用がその都度必要になってきます。同時施工するとその分の費用がかからずに済みます。

また塗料をあわせて塗装すると、次のメンテナンス時期を揃えることが出来、同じように費用を節約することに繋がります。

塗装工事は高額な工事です。節約できるところは節約して、少しでもお得に工事しましょう。

 

注意!
一般的には外壁よりも屋根が先に傷んできます。劣化状態をしっかりと確認せずに「足場代分が安くなるので、屋根工事のついでに外壁もしておきましょう」という強引なセールストークで同時施工をすすめてくる業者がいますが、実際はまだまだ外壁塗装は不要という場合もなかにはあります。
まずは建物をきちんとみてもらい、劣化診断の内容を確認して施工の依頼をされることをおすすめします。

 

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防水機能の回復ができる

 

水と湿気が一番の天敵である外壁、屋根。
塗装の目的は外壁・屋根を保護することにあります。防水機能は大変重要になってきます。

 

塗装をすることで、防水機能が働き壁材から水分をシャットアウトすることができます。これは、壁材の腐食を防ぎ同時に、建物の躯体を守ることに繋がります。

しかし雨や湿気などの水分が建物内に侵入してしまうと、建物の内部構造に悪影響を与えてしまいますので注意が必要です。それらを防ぐという意味で塗装は非常に大切なのです。

屋根・外壁の塗装を同時に行うことで、長い時間をかけて劣化してきた箇所をきれいに修復させることができますので建物の防水機能が一新され、保護機能の強化、住宅の劣化防止が期待できます。

 

 

一体感のあるデザインが実現できる

 

澄み切った空の色に映える屋根とそれに優しく調和された外壁の色。

色や材質の組み合わせで統一感のある洗練されたお住まいに仕上がります。

 

塗装を考えたとき、外壁・屋根の色また素材を一緒に検討できるので、まとまりのあるデザインになります。
外壁と屋根を同時にリフォームすることで、統一されたバランスが良い仕上がりで美しく生まれ変わることが可能になります。

 

メンテナンス時期を揃えられる

 

外壁、屋根の美観また建物の耐久性維持から定期的なメンテナンスが必要になります。
外壁と屋根を同時に行うと次回のメンテナンス時期をあわせることができるので管理が楽になるというメリットもあります。

ただ、外壁、屋根に使うそれぞれの塗料のグレードを変えてしまうと、結局メンテナンスの周期が変わることになるので、なるべく同じ時期にメンテナンスが出来るように塗料を揃えることをおすすめします。
お見積もりの際に外壁、屋根塗料のグレードを確認されると良いです。

屋根は状態を目視しにくいことから気づいたときには劣化が進んでいたという場合もあります。
定期的に点検をして適切なメンテナンスをしましょう。

 

業者探しの手間が省ける

 

塗装工事は大きな出費になるため、何度も行えるものではありません。

そのための業者選びは大変重要です。

業者選びの基準も「実例を参考にする方」、「費用で決める方」、「担当者の対応で決める方」などそれぞれです。

業者で仕上がりにグッと差がつくとなれば、業者選びはますます慎重になり時間も労力もかかる作業です。

外壁・屋根塗装を一度に依頼することで業者選びの手間が一回で済み、業者とのやり取りも一度で済ませることが出来ます。

また、同時塗装は別々で塗装するよりもトータルでみると工期が短くなります。

すべての工事にいえることですが、外壁塗装で失敗しないためには信頼できる業者を選ぶことに尽きます。
きちんとした業者であるかどうかを相見積をとるなどしてお客様自身が見極め、納得して依頼することが重要です。

 

近隣への配慮

 

工事中によくある近隣からのクレームは、リフォーム後も気を遣うとてもデリケートな問題です。

外壁塗装、屋根塗装では足場組みから職人達の声、高圧洗浄機による騒音など自宅だけでなく、近隣にもストレスをかけることとなります。騒音、臭いなどには特に注意したいところです。

 

外壁塗装と屋根塗装を一度に行うことで、近隣への気遣いまたトラブルを減らせると言う意味でもメリットがあります。

 

外壁と屋根を同時に塗装するデメリット

一度の出費が大きい

 

外壁・屋根同時塗装を行うと、足場代などの費用が別々に行うよりも1回分節約できるメリットはありますが、外壁と屋根を一度に行う場合にはそれなりに大きな金額を支払わなければなりません。

予算もありますので、同時塗装が行うのか、別々の時期にするのか検討する必要があります。

大きな出費となりますので、同時施工をする場合はリフォームローンでの分割払いが可能かどうか支払方法など事前に業者へ確認しておくとよいでしょう。

 

工期が長引く

 

外壁塗装、屋根塗装と2回分の工事を1回で行うので、勿論工期は長くなります。

また足場を組んでいる状態が長く続きます。

 

工期期間が長くなると近隣の方に迷惑をかけることもありますし、気分的にも落ち着かないことなども踏まえてリフォーム計画を立てる必要があります。

 

まとめ

 

塗装のメンテナンスはおおよそですが10年位を目安に行われています。

外壁、屋根を同時に塗装することで統一感のある色合わせができ、新築のような綺麗な外観に生まれ変わらせることができます。

また1回の工事金額としては大きな出費になりますが、別々のタイミングで行うよりは足場代などが1回分の費用で済むことになり、その分の費用を抑えることが出来ます。その際どちらもリフォーム時期を迎えていることを確認しましょう。外壁と屋根、どちらかもメンテナンスの時期であれば同時施工で大丈夫ですが、そうでないのなら無理に同時に工事を行う必要はないでしょう。
お得だからという理由だけで必ず施工時期を揃える必要はありません。信頼できる業者にきちんと劣化診断をしてもらいましょう。

正しいタイミングであれば、費用を抑え外観を美しく新築のように蘇らせるなど同時施工にすることでメリットを最大限受けることができます。

 

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