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太陽光パネルがある屋根は塗装できる?外す・外さないの判断と注意点

目次

「屋根の塗装を考えているけれど、太陽光パネルが載っている場合はどうするの?」

屋根の塗り替えを考え始めたとき、こんな疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

太陽光パネルを外さないと塗装できないのか。それとも、付けたまま工事ができるのか。

そして、もしパネルを外さずに塗装したら、パネルの下の屋根はそのままで大丈夫なのでしょうか。

結論からいうと、太陽光パネルがあっても、取り外さずに屋根塗装できる場合があります。

ただし、すべての住宅で同じ工事方法が適しているわけではありません。

まず確認したいのは、屋根材の種類や劣化状況、そしてパネルを付けたまま施工できる範囲です。

この記事では、パネルを外す場合と外さない場合の違い、見えない屋根の劣化、見積もりの確認ポイントまで分かりやすく解説します。

太陽光パネルがある屋根では、屋根材の状態に合わせたメンテナンス方法を考えます。※イメージ画像

太陽光パネル付き屋根の塗装方法は、大きく分けて3つ

太陽光パネルのある屋根では、次のような工事方法を検討します。

工事方法 内容
外さずに塗装 パネル周囲の露出した屋根部分を塗装する
外して塗装 専門業者が脱着し、必要な点検・補修後に屋根を塗装する
屋根を改修 塗装が適さない場合、カバー工法や葺き替えなどを検討する

例えば、屋根材の状態が比較的良好で、パネル周囲の塗膜が傷んでいる場合は、外さずに塗装する方法も考えられます。

一方、屋根材に広い範囲の割れや反りがある場合は、塗装だけでよいのか確認が必要です。

工事方法は、パネルの有無だけでなく、屋根の状態によって判断します。

パネルを外さずに塗装する場合、どこまで塗れる?

太陽光パネルを付けたまま施工する場合、主に塗装するのはパネルの周囲に見えている屋根部分です。

パネルを外さない場合は、周囲の露出した屋根部分が主な塗装範囲になります。

※施工範囲を示すイメージ画像。実際の施工範囲は現地の状況によって異なります。

ただし、見えているところならすべて塗装できる、というわけではありません。

屋根塗装では、塗料を塗る前に洗浄や下地処理を行い、必要な補修をしてから塗装します。

例えば、パネルの下にわずかな隙間があっても、刷毛が届くだけでは十分な下地処理ができない場合があります。

無理に塗装すると、塗膜の密着や仕上がりに影響する可能性があります。

そのため、塗装できる範囲と、施工対象外になる範囲を事前に確認することが大切です。

太陽光パネルの下は塗装しなくても大丈夫?

「屋根を塗装するのに、パネルの下だけ塗らないのは大丈夫?」

ここが一番気になる、という方もいらっしゃると思います。

実際に、太陽光パネルを外さず、パネル下を塗装しない工事はあります。

パネル下を塗装しないことが、必ずしも手抜き工事になるわけではありません。

パネルに覆われている場所は、露出部分と比べて直射日光などの影響を受けにくい場合があります。

そのため、同じ屋根でも塗膜の傷み方に差が出ることがあります。

ただし、ここで知っておきたいことがあります。

パネルの下は日差しが当たりにくくても、屋根材が傷まないわけではありません。

見えない部分でも劣化することがある

屋根材は、紫外線だけで劣化するものではありません。

パネル設置前からのひび割れや、屋根材そのものの経年劣化が進んでいる場合もあります。

また、設置方法によっては、パネルの固定金具周辺や防水に関係する部分にも注意が必要です。

屋根の防水性には、表面の屋根材だけでなく、その下の防水シートや下地も関係しています。

つまり、パネルの下を塗装しない場合でも、屋根全体の状態を考える必要があるのです。

塗装しない判断で確認したいこと

パネル下を施工対象外にする場合は、次のような情報を確認しておきましょう。

  • 屋根材は塗装できる種類か
  • パネル周囲に割れ・反り・サビはないか
  • 雨漏りや室内のシミなどの症状はないか
  • 過去の点検・補修履歴はあるか
  • 確認できていない範囲はどこか

大切なのは、「塗らないから問題ない」と考えることではありません。

なぜ今回はパネル下を塗装しない方法を選ぶのか、その理由を確認することです。

見えないパネルの下は、どうやって点検する?

屋根塗装の前には、屋根材の状態を確認します。

パネルが設置されていても、周囲に見えている屋根材や棟、端部などは、状況に応じて確認できます。

しかし、パネルで完全に隠れた部分は、外から撮影するだけでは分からないことがあります。

ドローンで屋根全体を撮影できても、パネルの真下まで見えるわけではありません。

ここで大切なのが、「確認できた部分」と「確認できていない部分」を分けることです。

パネルの周囲がきれいだからといって、下まで同じ状態とは限りません。

反対に、見えない部分があるからといって、すべての住宅で脱着が必要になるわけでもありません。

雨漏りの兆候や固定部分の不具合が疑われる場合は、塗装を先に進めるのではなく、原因を確認することが優先です。

パネルを外して塗装するのは、どんなとき?

パネルの取り外しを検討するのは、例えば次のような場合です。

  • パネルの下に屋根材の不具合が疑われる
  • 屋根全体の点検や補修が必要
  • パネルを外さなければ必要な工事ができない

ただし、取り外しの必要性は、屋根の状態だけでなく太陽光設備の仕様も含めて判断します。

屋根材の状態や塗装範囲を確認し、工事方法を検討します。※イメージ画像

脱着は太陽光設備の専門業者が担当する

屋根塗装と太陽光パネルの脱着は、別の専門工事です。

パネルの取り外し・再設置には、固定方法や電気設備に関する専門知識が必要になります。

そのため、脱着が必要な場合は、まず太陽光設備を設置した販売店や施工店などへ相談しましょう。

塗装店と設備の専門業者が、それぞれどこまで担当するのかを明確にしておくことが重要です。

設備保証は取り外す前に確認する

太陽光設備には、製品保証や発電性能に関する保証、施工保証などがある場合があります。

脱着した場合の保証の扱いは、メーカーや契約条件によって異なります。

「取り外したら必ず保証がなくなる」とは限りませんが、事前に保証書や契約内容を確認しましょう。

リース契約やPPA契約の場合は、設備の所有者や契約先への確認も必要です。

屋根が傷んでいたら、塗装以外の方法も考える?

ここでもう一つ確認したいのは、今の屋根が塗装でメンテナンスできる状態なのかという点です。

屋根材の表面に色あせや塗膜の劣化がある場合は、状態によって補修と塗装で対応できます。

一方、屋根材の割れや反りが広範囲にある場合や、下地に傷みがある場合は、塗装だけでは十分でないことがあります。

屋根塗装
塗装に適した屋根材の表面を保護する工事。

カバー工法
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法。

葺き替え
既存の屋根材を撤去して、新しい屋根材に交換する方法。

どの方法が適しているかは、屋根材の種類と下地の状態によって変わります。

また、カバー工法や葺き替えを行う場合、太陽光設備の固定金具をそのまま再利用できるとは限りません。再設置についても専門業者に確認する必要があります。

パネルを外したくないという理由だけで、必要な屋根の補修を後回しにしないことが大切です。

スレート屋根の種類によっては、塗装できる状態と塗装をおすすめしにくい状態があります。詳しくはこちらの記事で解説しています。

▶ カラーベストとコロニアルの違い・屋根塗装の注意点

「外さずに塗装」と「外して塗装」、どちらがよい?

例えば、屋根塗装の相談をして、次のような提案を受けたとします。

A社の提案
「太陽光パネルは外さず、周囲の屋根を塗装します」


B社の提案
「専門業者にパネルを外してもらい、屋根全体を塗装します」

この場合、どちらが正しいのでしょうか。

実は、提案内容だけでは判断できません。

屋根材の状態が比較的良く、露出部分のメンテナンスが目的なら、A社の方法が適している場合があります。

一方、パネル下に補修が必要な疑いがある場合は、B社のような方法を検討する理由があります。

金額だけで比べるのではなく、「なぜその方法を提案しているのか」を確認しましょう。

※A社・B社は判断方法を説明するための仮の例です。

見積もりを依頼するときに確認したいこと

太陽光パネル付き屋根の見積もりでは、通常の屋根塗装に加えて、工事範囲や専門業者の担当部分を確認する必要があります。

特に確認したいのは、次の6つです。

  1. 塗装する範囲
    パネル周囲だけなのか、全面塗装するのか。
  2. 塗装しない範囲
    パネル下など、施工対象外の部分はどこか。
  3. 屋根材の状態
    確認できた劣化症状と未確認部分はどこか。
  4. 必要な補修
    屋根材の割れやサビなどへの対応は含まれるか。
  5. 太陽光設備の脱着
    必要な場合、どの専門業者が担当するのか。
  6. 保証と責任範囲
    屋根塗装と太陽光設備、それぞれの保証の扱いは明確か。

特に「屋根塗装一式」と書かれている場合は、パネル下も含まれているのか確認しましょう。

施工範囲を写真や図面などで説明してもらえると、工事後の認識違いを防ぎやすくなります。

脱着費用と屋根塗装費は分けて考える

パネルを取り外して屋根塗装を行う場合は、屋根塗装費のほかに、専門業者による脱着・再設置などの費用が必要になります。

また、パネル下まで塗装する場合は、塗装面積や補修範囲も変わる可能性があります。

太陽光設備の脱着費用は、設備の仕様や設置状況によって異なるため、専門業者の見積もりで確認することが大切です。

費用を比較するときは、屋根塗装費・補修費・太陽光設備の専門工事費を分けて確認しましょう。

一般的な屋根塗装の価格も参考にしたい方は、ペイントホームズの塗装価格ページをご覧ください。

▶ ペイントホームズの屋根塗装・外壁塗装の価格はこちら

※掲載価格は一般的な塗装工事の参考です。太陽光パネルの脱着・再設置などの専門工事費用を含むものではありません。実際の塗装費は現地調査と施工範囲の確認が必要です。

屋根塗装を相談するとき、何を伝えればいい?

「太陽光パネルがあると、塗装店へ相談しにくい」と感じる必要はありません。

屋根塗装について相談するときは、次のような情報があると話を進めやすくなります。

  • 建物のおおよその築年数
  • 太陽光パネルを設置した時期
  • 屋根の種類や過去の塗装歴
  • 屋根の色あせ・割れ・雨漏りなど、気になっていること
  • 太陽光設備の設置業者や保証書の有無

すべて分かっていなくても大丈夫です。

例えば、「屋根を塗り替えたいけれど、太陽光パネルの下をどうするか分からない」と伝えるところから相談できます。

屋根材の状態を確認し、塗装できる範囲や必要な補修を整理したうえで、工事方法を考えていきましょう。

まとめ|太陽光パネルの有無より、屋根の状態が大切

太陽光パネルが設置された屋根でも、屋根材や設置状況によっては塗装できます。

パネルを外さずに露出部分だけを塗装する方法もあり、パネルの下を塗らないことが、必ずしも手抜き工事になるわけではありません。

ただし、パネル下が傷んでいないと断定することもできません。

工事方法を決める前には、次の3点を確認しましょう。

・屋根材は塗装できる状態か
・パネルを付けたまま、どこまで施工できるか
・脱着が必要な場合、専門業者と保証の確認はできているか

「太陽光パネルがあるから屋根塗装は難しい」と諦める必要はありません。

まずは今の屋根の状態を確認することが、必要な工事を考える第一歩です。

ペイントホームズでは、屋根材の状態や劣化状況を確認しながら、塗装が適しているか、どの範囲の工事が必要かをご相談いただけます。

太陽光パネル付き屋根の塗り替えをお考えの方も、お気軽にご相談ください。

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※太陽光パネルの脱着・再設置は設備の専門業者への確認が必要です。塗装の見積もりに脱着費用が自動的に含まれるわけではありません。

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