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塗装記事

外壁塗装のベストシーズン?塗装におすすめの季節

目次

外壁塗装に適した季節っていつなの?

 

家は、時間が経つにつれて劣化が進んでいきます。ガーデニング用品や自転車など外に置きっぱなしにしているものは、屋内にあるものより劣化が早いですよね。それは屋外の過酷な環境にさらされているからです。

家を守っている外壁・屋根は、晴れていれば紫外線が容赦なく降り注ぎ、天気がくずれれば風雨にあたります。
劣化が進み塗料の剥がれやひび割れなどが発生してくると見た目も気になりますのでメンテナンスを考え出します。定期的に外壁をメンテナンスすることで外壁の耐久性が守られます。また、建物の寿命を延ばすことに繋がります。

外壁塗装は決して安い買い物ではありません。高額な費用をかけてするメンテナンスなので出来れば施工の適した時期に行いたいものです。そこで気になるのが塗装のタイミングです。
そもそも外壁塗装にベストシーズンはあるのでしょうか?

日本には四季があり、それぞれの季節が自然の風景を彩り、楽しませてくれます。四季の移り変わりを感じながら日々を過ごすことは、四季のある日本の醍醐味ともいえます。しかしその一方で、この美しい自然は、時として私たちに災害をもたらす厳しい自然へと姿を変えます。

春夏秋冬・・・一年を通して様々な環境の中で外装メンテナンスにふさわしい時期はあるのでしょうか。
寒冷地をはじめとした地域差はあるものの、日本の環境を考えると塗装に適した気温や湿度は一般的には「気温…10~30℃」・「湿度…45~80%」が、適正範囲と言われています。

塗料は気温が高いほど早く乾燥します。しかし高湿度な場合は水分の付着や、結露が発生といった不具合が起きる可能性がでてきます。

近年は異常気象で真夏日は35℃を超える日が多くなりました。あまりにも暑い日は熱中症にもなりやすいので、水分・塩分の補給は欠かさずに行います。また寒冷地など気温が5℃以下になると塗料が乾燥しづらくなってしまい、適正な塗装ができなくなってしまうので、塗装工事の実施自体を避けるのが無難でしょう。

 

季節を問わず以下のような場合は施工できない場合が多いです。

【早朝、夜間】
日中との気温差が激しい早朝や夜間は、金属部分に霜や露が付着する可能性もあるため注意が必要です。

【強風時】
強風によって足場崩壊の恐れがある
塗りたての外壁にチリやホコリが付着する
このような理由から強風時の塗装は中止されることがあります。

【降雨時】
塗料が乾燥しにくい
仕上がりに影響する
滑ったり施工時の安全面から
このような理由から降雨時の塗装はされません。

塗装でなければ足場を組み立てたり養生シートを張ったりなど他の作業は、天候の程度によっては進められる場合もあります。

 

季節ごとのメリット・デメリット!

 

外壁塗装などの外装工事では、なぜ季節が大事だと言われているのでしょうか。

美しい仕上がりのため、気温と湿度が適切な日に塗装工事を行うことが大切です。
気温5℃以下かつ湿度85%以上は、塗料の乾燥に不都合な状況・環境として塗料メーカーが注意事項としてあげています。

塗料の機能は様々で耐候性・遮熱性・防水性・防汚性などを強化する役割があります。雨天時や気温が低すぎる場合は塗料の乾燥が不十分になり、これらの性能が十分に発揮されません。
一般的に外壁塗装に適した季節は、春や秋といわれています。

 

気温・湿度ともに安定している

 

春がおすすめできる理由はズバリ!!
その天候にあります。
ポカポカと暖かい春の陽気に桜の花の便りが聞かれる季節…春。
カラット晴れた過ごしやすい日中は比較的湿度も低いことがあげられます。
塗料が乾きやすく、気候的に外壁塗装を行うのに最も適した季節と言えるでしょう。

また春は日照時間が長く、雨が比較的に少ないことからおすすめする季節のひとつです。

外壁塗装中は、窓にも養生シートを貼るため窓を開けることができません。塗装業者が窓を開けられるように配慮してくれる場合もありますが、塗料の臭いが家の中に侵入してきます。
春の過ごしやすい気温なら、真夏に比べて閉め切った部屋でも快適に過ごせます。

雨が少ないという点も含めて総合的に見ても春の外壁塗装はおすすめと言えるのです。

 

春に外壁塗装する際のデメリット

 

春は外壁塗装に適した季節であるということは、春の施工を望んでいる人が多くいるということです。
冬に外壁塗装を行えないような寒冷地で春は繁忙期となるので、予約の確保が難しい可能性があります。
(注意:なかには、その期間の料金を高く設定している業者もあります)

この春の時期は外壁塗装シーズンで込み合います。春の施工を希望する場合は、早めの計画をおすすめします。

 

春の外壁塗装をする際に気をつけたいこと

 

地域にもよりますが、花粉に加え、この時期は偏西風に乗って黄砂やPM2.5が多く飛来します。
またこれらの大気中の物質は、身体に影響をおよぼすだけでなく、肌の大敵ともなります。
気になる方は春を避けたほうが良いでしょう。

 

 

梅雨

梅雨時期でも不可能ではない

 

さわやかな5月が終わると、じめじめした湿気の多い梅雨のシーズンがやってきます。
結論から言いますと、梅雨時期でも外壁塗装工事は可能です。

梅雨の時期でも晴れ間を利用すれば塗装を進めること自体は可能です。足場組み、養生シートを貼る作業は、雨が降っていてもできるので、天候の様子を見ながら計画的に行えば作業は可能です。
しかし、湿度が高いと塗料がなかなか乾かないので、雨が多い梅雨時期は工期の遅れが生じ、通常より工事期間が長くなることは考慮しましょう。

天候を考慮して計画的に工事をしてくれる業者に依頼することで、梅雨でも外壁塗装は可能です。

 

梅雨外壁塗装する際のデメリット

 

梅雨の時期は「湿度85%以上」と塗装条件が不可となる降雨が比較的多い時期です。

外壁塗装の天敵は水分です。
「降雨」はもちろん、「湿度が85%以上」の場合でも、塗料に水分が混ざってしまう可能性や、十分な乾燥が出来ないということから、塗装工事ができない条件となります。

 

塗料が乾かないうちに雨が降ると、塗料が雨で薄まり、水玉模様のようなまだらになってしまったり、後々塗装が剥がれる、ひび割れ、クレーター、白化など後に数々のトラブルの原因になってしまいます。

1年の中で多雨・多湿という梅雨の気候は、工期が長引くという点では外壁塗装はあまり良い条件とは言えないのです。

 

梅雨に外壁塗装する場合の注意点

 

小雨や湿度の高い日でも塗装作業をしようとする業者には注意が必要です。

外壁塗装作業が不可の条件にも関わらずに作業を進めようとする業者もいます。
塗膜形成に不備が生じてしまい、本来塗料が持つ性能を十分に発揮できなくなってしまいます。

 

このように気候条件の合わない日でも無理やり工事を行い自社の売上・利益を優先して塗装の仕上がりを無視してしまう業者も少なからず存在するということを認識しておいてください。雨や湿度が85%以上の日は塗装作業が出来ないことや、工期スケジュールの遅延の可能性が出ることなどをきちんと事前に伝えてくれるか、これが梅雨時期の業者選びのポイントです。

また部屋の換気です。塗装中は、窓に養生シートを貼るため、窓を開けることができません。
梅雨の時期に長い間換気を行うことができないのはストレスに感じるかもしれません。しかし、工程によっては窓が開けられる場合もありますので、業者に直接聞いてみると良いでしょう。

雨が長引くことを考えて、工期に余裕を持って進めれば、他の季節と同じように工事をすることができます。

 

塗料の乾きが早い

 

1年でもっとも気温の高い夏。
空の蒼さに向かって日に日に背を伸ばしていくヒマワリが元気をくれる季節…夏。

塗料の乾きの早さではこの季節が一番です。塗料は、高温になるほど早く乾くという特徴があります。

外壁塗装は、塗料を1回塗ったら完了ではありません。下塗り・中塗り・上塗りと重ね塗りをするため、それぞれの段階で十分に乾かす時間を確保しなければなりません。十分に乾いていない上にさらに塗料を重ねても、塗料本来の性能が発揮されません。仕上がり後に不具合が発生しないよう、しっかり乾燥させることは非常に重要です。

夏は一年で最も日照時間が長く、塗料の乾燥が早いので予定通りに施工を進めることができるという点でメリットです。

 

夏に外壁塗装する際のデメリット

 

外壁の塗装をする際、養生をはっていきます。
養生とは、塗装面以外に塗料がつかないよう、シートや養生素材などで覆うことです。
家一軒の外壁塗装を行うときは、あらゆるもの(窓・エアコン)に養生をします。そのため、夏だけに限りませんが、外壁塗装中は窓や網戸を開けることができません。たとえ窓を開けることができても、塗料の匂いが家の中に充満してしまうおそれがあります。真夏の蒸し暑い中での塗装は換気ができないことに息苦しさを感じられるかもしれません。

エアコンの室外機にも養生する場合はエアコンをつけることができないため、30℃超えの日中に小さなお子さまやお年寄り・室内飼いのペットがいるご家庭では、真夏の塗装を避けたほうがよいかもしれません。
ただ、中にはエアコンが使えるよう配慮してくれる塗装業者もありますので、しっかりと確認しておきましょう。

 

夏に外壁塗装をする際に気をつけたいこと

 

近年、真夏の暑さは想像をはるかに超えてきます。

真夏の暑さの中、エアコンなしでの生活は、心身ともにストレスになりますし、室内でも熱中症になるおそれがあるのでとても危険です。

 

真夏の施工を検討する際は、エアコンの使用は可能か、またその時間帯を確認するようにしましょう。

 

秋の穏やかな気候が大きな理由

 

秋晴れ・・・雲ひとつない晴天!日本上空を乾燥した空気で覆うため、空が一層澄んで見えます。 また、秋は夏と比べて陽射しが弱まることで、すがすがしい心地にさせてくれる季節です。。
塗料が硬化・乾燥するのにもっとも最適と言われる15~30℃が1日中続きます。
秋は湿度も高くなることがほとんどなく、温度・湿度ともに最適な状態が続くため塗装に適した季節と言われています。

 

秋に外壁塗装する際のデメリット

 

秋の気候は外壁塗装に非常に適していますが、この時期は台風が多いというリスクがあります。
また初秋の頃に訪れる秋霖と呼ばれる長雨の時期でもあります。

秋も晩秋になると気温が下がり露や霜の注意が必要です。だんだん日照時間が短くなってくるので一日の作業時間が短くなり工期が長引く可能性があります。

 

秋に外壁塗装をする際に気をつけたいこと

 

初秋は台風が多いというリスクはありますが、1年を通してみるとやはり秋は外壁塗装に適した季節ですので需要は増えます。予約を確保しづらくなるおそれがあるので、秋に工事を検討される場合は早めに計画を立て、予約をしておく必要があります。

 

冬も条件を満たせば施工可能である

 

凛とした冷たい空気に、風花が美しく輝く季節…冬。
吐く息が白くなると、寒さ厳しい季節の訪れを感じます。

こんな寒い冬に外壁塗装って出来るの?と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

 

気候・気温から春と秋が最も適した時期であるように思いますが、結論から言いますと、積雪地を除けば冬でも外壁塗装を行うことは可能です。

しかし、外気温がかなり低くなるため、塗料の乾燥時間は通常よりも時間がかかります。また、日照時間が短いので、1日の作業時間が少なくなるため、施工期間は長くなってしまいます。

 

冬塗装のデメリット

 

気温5℃未満になると塗料の乾きが悪く、さらに凍結の可能性も出てきます。また密着不良を起こし、剥がれる原因になることもあるため外壁塗装はできません。
また日照時間が短くなり作業効率も悪くなります。そのため工期が大幅に長くなることになります。

 

冬に外壁塗装をする際に気をつけたいこと

 

気温が低く日照時間も少ない冬場は塗膜の乾燥に時間がかかってしまいます。また、乾燥中に気温が5℃以下になってしまうと、凍結の心配も出てきます。
天気が良くても冬場は夜露などで外壁が濡れてしまっていることもあります。その場合、壁面を乾燥させてから塗料を塗らないと、余計な水分が混ざって形成不良を起こしてしまう可能性があります。

凍結になると足場が悪く事故の原因にもなりかねません。
安全性を確保するためにも、作業が可能か天候を確認して判断することをおすすめします。

 

まとめ

 

今回は外壁塗装のベストシーズンについてお話しました。

屋外工事の外壁塗装は少なからず季節の影響を受けますが、春夏秋冬どの季節でも塗装工事は行われております。 冬場は塗料の乾きに時間を要する、日照時間が短くなる、降雨時は塗装できないなど、工期が延びてしまったりすることはありますが、基本的にどの季節でも塗装はできます。(積雪時は除く)
また時期によってかかる金額が変わることはありません。

一般的に外壁塗装は4〜5月(春)頃か、10〜11月(秋)頃が人気の季節です。
それぞれ時期によってメリット・デメリットがありますので、ご家族とよく相談してご検討されてください。

大切なのは、時期や季節に関わらず、それらに適した外壁塗装をしてくれる業者に依頼することだと言えるでしょう。

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