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塗装記事

家の色選び(外壁カラーデザイン)をオシャレに見せる7つのポイント!

目次

失敗しない色選びの鍵!

 

外壁の色でイメージが大きく変わる家のデザイン。

足をとめて眺めたくなるほど素敵な家、凛とした佇まいの家、周りの景観と調和している街並みとバランスのとれた家など様々なデザインがあります。

外壁の色を決めるとき、つい色のことばかりを考えてしまいがちですが、気を付けておきたいポイントがあります。
どうしても迷ってしまう色選びにこれさえ抑えておけば失敗しないというポイントを紹介していきます。少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

抑えておきたい色選び7つのポイント

 

面積効果を考えて色を選ぶ

 

「色見本を見て決めたのにイメージしていた仕上がりと全然違う」これは外壁塗装によくあるトラブルです。
色見本やカタログを参考にして決めたはずだったのに・・・。
塗装工事が終わってみると思っていた色よりも濃かったり薄かったりと選択した色とは違った色に感じてしまうことがあります。

これは、「色の面積効果」によるものです。「色の面積効果」とは、面積によって同じ色でも色味の見え方やイメージが違ってくる効果をいいます。
一般的に明るい色は色面積が大きくなるとより明るく・鮮やかに見えてきます。そのためカタログと実際に塗装した色合いが違うように見えるというトラブルの発生につながります。
広い面積の色を決める時には、明るい色は少し落ち着いた色を選ぶようにしましょう。
また業者に大きめのサイズ(A4くらい)の色見本を作ってもらうことをおすすめします。
その際、色見本を実際に家の外壁に付けて離れてみること、太陽光の下で色見本を見ることで室内にいたときよりも塗装完了後のイメージが想像しやすくなります。

 

時間・天候によって色の見え方は変わる

 

色の感じ方は、太陽や蛍光灯など「光を発するもと」によって変化します。
太陽光の下では自然に見えていた色でも、蛍光灯の下では白色に見え、白熱灯の下では黄色かかって見えてしまいます。
そのため屋外と室内では色の見え方が違うということを理解したうえで色選定を行ってください。
また屋外では天候(晴天・雨天・曇り)の影響も受けます。
時間帯も午前・午後・夕方で変わってきます。
最終的に確認をする際には、屋外で時間帯を変えながら出来る限り様々な環境下で確認されることをおすすめします。

 

汚れが目立ちにくい色・汚れが目立ちやすい色 色褪せしやすい色

 

《汚れが目立ちにくい色》
汚れが目立ちにくい色は、グレー・淡いグリーン・ベージュ系です。
環境によって外壁の汚れには様々です。土埃や砂、黄砂など汚れの色のほとんどが中間色(薄茶・黄土色・薄緑系)です。
外壁の色がこの汚れに近い色であれば目立ちにくいです。
例えば少し色のついたクリーム系の外壁などは汚れがあまり目立ちません。

 

《汚れが目立ちやすい色》
白い家は外壁色でよく使われる代表的な色となっています。しかし白色というのは汚れが付きやすく、特に窓や換気扇の外につけるフードの雨だれなどが目立ちやすくなります。

黒い外壁の家はモダンで落ち着いた印象です。黒は洗練された高級感や重厚感のある色で最近では外壁の人気色です。
黒は汚れが目立たないのでは?と疑問を持たれると思われますが、黒い外壁に白い汚れ(黄砂やカビ等)がついてしまうと目立ってしまいます。
キズやちょっとした汚れなどは白く際立ってしまい逆に汚れが目立つ傾向があります。

 

《色あせしやすい色》
濃い赤・原色の黄色系は経年劣化により、塗装してすぐの鮮やかさが失われ色あせしやすいです。原色に近い鮮明な色は色褪せしやすく、色が薄くなっていくと古びた感じに見えてしまいます。

【参考】外壁塗装で色褪せしやすい色と色褪せにくい色を徹底検証!

 

街並みとのバランスを見る

 

選んだ色が近隣や街並みから浮いてしまっていないですか?
例えば、白系の家が並ぶ中で1軒だけビビットカラーの家があると違和感を覚えます。
周りと調和しているか確認することは大切です。
家の周りを散歩してみて街に馴染む色を考えてみるのもいいですね。
必ず周辺の家の外壁色に合わせなければならない、ということではありません。
選ぶ色が浮いた色にならないように注意することが必要です。

地域によっては地方自治体から景観形成のガイドラインを発行しているところもあります。お住まいの地域の自治体にガイドラインがあるか確認してみましょう。

 

塗装しない箇所・付帯とのマッチングに注意

 

シックで落ち着いた家、凛々しいモダンな家、木をふんだんに使ったナチュラルな家…などなど沢山の家をみていると、あれもこれもいいなと迷ってしまう色選び。
外壁の色を選ぶ時どのようなことを基準に考えたら良いのでしょうか。
お気に入りの配色が決まり実際に塗装してみると塗装しなかった玄関ドアや窓サッシなどとの相性がしっくりこなくて失敗してしまったという例を耳にします。
色を決めるとき、外壁のことだけに気をとらわれがちですが、家には塗装をしない箇所…玄関ドア、サッシなどがあります。
色選びはこのような箇所も含めて「家全体のバランス」というのが重要になってきます。外壁との相性が悪いと全体的にまとまりのない印象になってしまいます。

 

また外壁、屋根以外に破風や軒天,雨戸などの付帯部分との色合わせも重要になってきます。
例えば雨樋。
おすすめはサッシの色に合わせることです。黒サッシであれば黒色、白であれば白色、ブロンズ色であれば濃い茶色というようにサッシに合わせて塗装することでまとまりのある外観に仕上がります。

逆に外壁色と同色に塗装することで雨樋の存在を目立たなくさせます。エアコンホースカバーは「外壁色に塗って目立たなくする」もしくは「雨樋と同じようにサッシ色に塗装してアクセントにする」などもあります。雨戸やシャッターボックスは、サッシ色に合わせる傾向が多いです。庇(ひさし)は、サッシ色もしくは屋根色に合わせると統一感が出ます。

【参考】リフォーム時の付帯部塗装はしないでも大丈夫?

 

サッシのプチ知識!
日本国内で用いられているサッシの色は、主に5種類(白、黒、ブラウン系、グレー系、ブロンズ)あります。窓サッシの面積は外壁に比べると小さいですが全体の印象を大きく左右します。
基本的にサッシは塗装しない箇所です。外壁色を決める際、一般的な考え方としては「サッシの色に合わせて壁色と同化させる」または「サッシの色と逆の色にしてサッシをアクセントにする」といった選び方があります

 

色は最大3色まで!

 

家の配色は様々で1色で統一している家もあれば、2色以上の色を使っている場合もあります。
この外壁の色分けも外観のイメージを大きく左右します。色を何色か使う場合、色の数はできれば2色、多くても3色までに抑えておくのがポイントです。
外壁に使う色が増える程まとまりがなくなってしまいます。

外壁・屋根以外にも家には雨樋やサッシなども色が付いている箇所があるので、全体の相性が良い色選びをしないと失敗してしまいます。

 

ツヤによって印象は変わる

 

塗装はつやの調整ができます。つやは光を跳ね返しやすく、つやありは色が明るくピカピカとして見えます。逆につや消しは落ち着いた色味に見えます。
つやがない方がお好みであれば7分艶、5分艶、3分艶、つや消しから選ぶ方法もあります。

つや加減はなかなかイメージが掴みにくいので、実際につやありとつやなしの家を見て確認してみるのが良いでしょう。その際は天気の良い明るい日を選んでください。
※より仕上がりに近いつや感を確認したい場合は、試し塗りをしてみると「思ったよりビカビカに光沢がありすぎる」など、実際塗ってみると何か違う・・・ということを避けるためにも、試し塗りが可能であるか一度業者に相談してみるといいでしょう。

【参考】落ち着いた美しさ 外壁リフォームにおすすめの艶消し塗料

 

カラーシミュレーションを活用しましょう

 

どのような色が合うのかわからないと迷ったときには、カラーシミュレーションを利用する方法もあります。
実際の建物の写真に専用ソフトで外壁や屋根に気になる色を入れていきます。実在する建物の画像を使用しますので、よりリアルさを感じることができ、塗装後のイメージを把握しやすいというメリットがあります。

カラーシミュレーションで気を付けておきたいこと

◎パソコン・印刷環境によって色の見え方が変わる
◎面積効果により色が変わる
◎光の再現ができない
◎実際の塗装面は表現できない
カラーシミュレーション=仕上がりの色と考えず、「こういうイメージにしたい」という参考や資料として利用するようにしましょう。

【参考】外壁塗装のカラーシミュレーション活用術とは!?

 

まとめ

 

多大な選択肢がありすぎて迷ってしまう住まいの色選び。

今回お話ししたポイントは…
1.面積効果を考えて色を選ぶ
2.時間・天候によって色の見え方は変わる
3.汚れが目立ちにくい色・汚れが目立ちやすい色 色褪せしやすい色
4.街並みとのバランスを見る
5.塗装しない箇所・付帯とのマッチングに注意
6.色は最大3色まで!
7.ツヤによって印象は変わる

これらのポイントに気をつけて色選びをされると大きな失敗はグッと減ってくると思います。
大切な色選びで後悔しないためポイントを少しおさえておくことで、難しいと思っていた色選びから楽しい色選びに変わります。
これから永く住まわれる家。納得のいく仕上がりのお手伝いが出来れば幸いです。

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